神社検定チャレンジ

今年から、仕事が忙しくて、山に行けない日々が続いていた。
そんな中、こころの拠り所をどこに求めるかを模索していたときに、日本のことについての勉強をはじめ、神社にも興味を持ち、神社検定があるなら、それに向けて勉強してみようと思った。

検定試験は、初級からあるが、簡単そうだったので、今回は参級を受験することにした。
出題範囲は、公式テキスト①『神社のいろは』の全部、公式テキスト②『神話のおへそ』の半分程度。
『神社のいろは』では、神社についての一般的な知識を学び、『神話のおへそ』では、古事記を中心に学んだ。
試験の3か月前に申し込みを済ませて、勉強をはじめた。
集中して勉強したのは、1週間程度。
もともと少々知識が詰まっていたこともあり、過去問を解いていても、合格するだろうと思っていた。
結果、100問中95問正解。
合格したことは喜ばしいが、5問間違えたことが悔しい。
当然ながら、まだまだ、勉強が足りない。
一緒に受験した友人が弐級合格したので、次回は弐級にチャレンジしたい。

山との関りでは、麓に神社や寺があることが多いので、御朱印帳登山をしていこうと思う。
御朱印帳を持って山頂へ登り、下山時に参拝し御朱印を頂こうというスタイル。
初回は、霊峰・男体山に。
何度も登らせて頂いた山だが、朝日を拝み、とても充実した御朱印帳登山だった。

日々の暮らしでは、西行法師の足元にも及ばないが、
「何ごとの おはしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる」のこころを感じ、伝えていきたい。

思い起こせば、20代の頃、「保守」の思想に触れ、当時、靖国神社で神主をしていた友人のつてで、靖国神社で助勤のご奉仕をさせていただいた。
あれから20年・・・人生の夏の時期に植えた苗がちゃんと成長していることに気がついた。
後来の種子のために、中身がつまった種モミを収穫できるよう、日々精進したい。
日本に生まれて、本当に良かった。

「おもしろき こともなき世に おもしろく 棲みなすものは 心なりけり」

記:ryuji