勉強会(剛のあれやこれや)
ラインホスト、メスナーは真の「超人的アルピニスト」か

1.はじめに ラインホストメスナーはイタリアの登山家で現代最高のアルピニストと言われているが、はたして本当だろうか。しかし、現在の山好きな人々から見たらメスナーが世界最高のアルピニストである事に何の依存があるだろうか。 […]

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著名人と山

1.はじめに 我々が知っている意外な人物が、山に対し興味を持ち登ったり、文章を書き残したりしている。多くの山の本を読んでいるとこうした事によく出会い、意外な感に打たれる。実業界、文学界、芸術家、等多くの分野の著名人が山に […]

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「高く遠い夢」70歳エベレスト登頂記

1.はじめに 4月の末に古書店で買った、三浦雄一郎さんの「高く遠い夢」70歳エベレスト登頂記を、山に行けないゴールデンウイークに読んだ。 さすがエベレストと思わずにはいられない内容であった。エベレストの登攀記録は数々読ん […]

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「霧の旅会」による低山登山とハイキングの始まり

1.はじめに 明治38年に日本山岳会が創立されて以来、日本の山登りは日本アルプスの探検的登山が主流となり、大正時代になると大学の山岳部も台頭してくるが、北アルプスの積雪期が主流となる。これらの登山の大半は地元猟師をガイド […]

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日本の岩登りの革命児達 第二次RCCの活動と歴史

1.はじめに 日本の岩登りの歴史は昭和32年(1957年)3月、先年惜しくも滝沢リッジで遭難死した吉尾弘が谷川岳一の倉沢の滝沢を積雪期に原田輝一と初登攀したことにより大きく変化する。この積雪期の滝沢の登攀は昭和初めに日本 […]

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ヒマラヤを開拓した3人のアルピニスト

1.はじめに 過日久しぶりに分厚い本「高い山はるかかな海」と言う、W,H,ティルマンの伝記を読んだ。 ティルマンは登山家として戦前活躍した英国人で、戦前はヒマラヤのナンダデビという、人間が登った世界で最も高い山を登った記 […]

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江戸のアルピニスト 播隆上人の槍ヶ岳開山

1.はじめに 槍ヶ岳は登山者なら誰でも一度は登ってみたいと思う、憧れの山である。私も昭和39年22歳の夏、友人と二人で登ったのが最初である。山頂は槍の如く岩が突き出ているので、現在は鎖、梯子などで安全に登れるようになって […]

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ヒマラヤを駆け抜けた男 山田 昇

1.はじめに 最近「ヒマラヤを駆け抜けた男」と言う本を読んだが、感動と涙を抑える事が出来なかった。 ヒマラヤを駆け抜けた男 この本は1989年2月、山田 昇と云うアルピニストが39歳でマッキンリーで岳友3人と散った翌年、 […]

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山岳雑誌の歴史について[戦後編]

1.はじめに 前回まで山岳雑誌の歴史について〈戦前〉の昭和19年まで書いてきた。大正時代にスタートした山岳雑誌は多くの岳人に支えられ戦後も発展をとげるが、逆に多くの雑誌は戦後の自由経済の中で販売合戦に負け消えていった。別 […]

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山の画文集について

1.はじめに 山の画文集とは山の絵と文章が一体となった本の事で、山好きな画家が著作するか、絵の上手い登山家が著作するか何れかであるが、その他文章家と画家が二人で組んで著作する場合もある。 絵はスケッチ又は淡水彩のあっさり […]

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