松木沢ジャンダルム 中央壁直上ルート
N先輩からSAMSCA主催アルパインレベルアップ研究会参加指示を受け、自身初となる松木沢ジャンダルムに行ってきた。
AM6:30 銅親水公園集合
ベテラン、初級者も合わせ総勢10数人の参加があった。その中で元所属山岳会でお世話になったF先輩もいてびっくり。
8:20 右壁基部
ザック類をデポし、登攀準備。
自分は直上ルートを志願し、先輩N、元同志Fと組むことに。
8:54 中央壁取り付き
諸先輩の格別なご配慮によりALLリードを任命。
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ガタガタチムニーはハンドばち効きで至極快適。右上するコーナークラックを少しいったところに、リングが数本あったので、カムを補強し、支点構築。
右を向くと、中央ルンぜパーティーが見える。
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右上するコーナークラックが終わると、オフィズスが現れる。久しぶりワイドでちょっと緊張した。リングとカムで支点構築。3P(5.6)
ゆるい凹角を登り、大バンドへ。途中のザレ場は落石要注意!支点ハンガー有。
4P(5.6)
トポには3本あると書いてあったが、見つけられず、登りやすそうなクラックをチョイス。壁は寝ているので、エンクラだ。支点ハンガー有。
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緩い傾斜を右上、左上。支点ハンガー有。
6P(5.8)
スタートのルート取りがよく分からない。正直に直上すると、手も悪そうだし、フレアしているクラックにマイクロ系カムになるのでやばそうだ。仕方なく終了点右側の大岩に立ち、マイクロ系カムをセットし、右のカバを経由し、左にトラバースした。
その後直上するルートをとった。上部は薄かぶりだが手は良いので快適であった。支点ハンガー有。コブシ岩の頂上にでて終了。先輩Nは苦戦していた模様。
13:30 全員登頂
シューズに履き替え、右壁方面への下降順路へ。ピンクテープが多数あり、迷うことはない。残置ロープで懸垂2回で、右壁基部に到着。
右壁基部にボルトルートが2本ある。次はトライしてみよう。
初松木沢ジャンダルム、トラッドクライミングが楽しめ、景色もよく、また来たい場所であった。
下山後は日光の温泉に浸かり、楽しい宴で夜を明かした。
記:かほにょパパ