東京レガシーハーフマラソンに出場してきました!
ここのところ草加山の会からも参加者が増えつつある地元の草加マラソン(10km)、そこから派生して初めてハーフマラソンに挑戦することになった。
「まずは形から」がモットーの自分。ランニングシューズは去年買ったし、次はやはりこれだろうと距離や速度、心拍数などが測れるランニング用スマートウォッチ(エントリーモデル)を購入した。日々のジョギングでデータが積みあがっていくのを見るのが思いのほか楽しく、練習のモチベーションアップに大きく貢献することとなった。

たまに「ランニングって登山にも役に立つのでは?」と言われたりするが、残念ながら個人的にはあまり関係ないというのが正直な感想。心肺機能は多少強化されるのかもしれないが、登山は前もも、ランニングは後もも(ハムストリングス)と使われる脚の筋肉が違う。余談だが、箱根マラソンで「登りの5区」の区間賞を取ったランナーが、5区の選手は他の区間と違って前ももの筋肉がすごく鍛えられる、というようなことをテレビで言っていた。
さて、今回初めて参加した東京レガシーハーフマラソン。その特徴は、東京のど真ん中を道路を封鎖して自分の脚で走れる非日常性と、スタートとゴールで国立競技場のトラックを走れることである。ちょっと前に世界陸上で見た国立競技場に自分も立てるというのは非常にテンションがあがるものである。
今回の 参加人数は15,000人ほどいて、スタートの号砲が鳴っても自分のいる後ろのブロックは一向に進まない。5分くらいしてようやく動き出し、いよいよ競技場内に入ると歓声が上がり、皆スマホで歩きながら撮影していた。

そんな感じで序盤は大混雑の中ゆっくりペースで進む中、沿道からはたくさんの応援客がランナーに声援を送っていて、これが結構励みになる。草加山の会からも応援に駆けつけてくれ、中盤の神保町あたりでお互いに姿を見つけられたときがこの日一番のハイライトであった。
そしていよいよ終盤、練習でも最長16kmまでしか走ったことがなく、そこから先は未知の領域だった。ペースアップしようにも脚が進まず、何とか現状を維持するのでいっぱいであった。周囲も脚が攣ったり歩いたりする人がちらほらいる中、残り2-3km地点でゴールの国立競技場が見えてくると逆に「あぁ、もう終わってしまうのか」との思いに駆られた。
終わってみれば、目標の2時間切りはなんとか無事達成。しかし人間というのは欲が出るもので、練習積んでもっと速く走りたいと思うようになってしまった。
今回初めてのハーフマラソンを走った副産物は、体重減と朝のジョギングに楽しみを見いだせたことだ。いつまで続くか分からないが、健康維持で週3程度のジョギングは続けたい。そして来年には山仲間と一緒にフルマラソンに出場するのが目標だ。(賛同者募集中)

記 Sady

