202107 夏油温泉

<夏油温泉・元湯夏油>

「ゲトウ」という名前は、アイヌ後の「グット・オ」(崖のあるところ)からきており、冬は豪雪のため利用できなくなることから、「夏湯」と言われていたが、お湯が夏の日差しでユラユラと油のように見えたので、後に「湯」が「油」となり、「夏油」となったらしい。
元湯夏油と夏湯温泉観光ホテルの二つの宿泊施設があるが、近くだが最奥にある元湯夏湯に泊った。

日本秘湯を守る会会員の宿。


7つの温泉があるのだが、全て源泉かけ流しの上に、全て泉質が異なるという奇跡的とも言える旅館!
しかも、5つある露天風呂の内、女性専用の1つ以外は、川沿いにあり、風呂から出たら、すぐ川の冷たい水に浸かれることができる素晴らしい環境☆

<大湯との対決!>

まずはぬる湯に入ろうと②「疝気の湯」へ向かったが、みんなやっぱりぬる湯がお好みで満員で入れなそうだったので、①「大湯」にチャレンジすることにした。
「大湯」は、なんと! 普通の旅館では見ることがたぶんないんじゃないかなと思うが、「激熱」と書いてある。
数々の愛湯家を返り討ちにしてきた那須の「鹿の湯」のあの最熱風呂にも入れた私ならいけるでしょ、と意気揚々と、頭にお湯をかぶり、いざ入浴!
ぎゃー、熱い、熱いぃぃぃー、痛いいぃぃー。
一瞬で足の肌が真っ赤になり、ちゃぽんして、すぐに飛び出した。
あれれ、日焼けして肌が敏感になっているのかしら。
夏の日差しは、曇っているときが多くても、私の美しいすべすべの白い肌を痛めつけるのね。
そうだよねー、と自分をなだめ、再トライするが、やっぱり熱くて、ダメ、ダメ。。。
いやいや、回数重ねて慣れれば...と三度目のトライでも、ぎゃー、やっぱり熱い。。。
痛い、足が痛いの。足が...真っ赤なのよ。まじっすか。48℃越えてない???
これ、入れる人いるのかしら?
ひとまず撤退し、空いてきた②のぬる湯と書いてあるところに入る。
ぬる湯は、ちゃんとぬる湯で、38℃くらいかしら。
んー、景色は良いし、晴れているし、鉱物満載の良い湯だ。
ゆったりしながら、疲れた体、痛かった足を癒していると、閃いた!
そうだ、川に入って、体を冷やしてから入れば、大丈夫なのでは?
すぐさま川へ入り、サンダルを流されないように気をつけながら、全身を聖なる清流で清める。ちょっとブルっとして、準備万端!
いざ、大湯へ!!!
誰も入ってなかったので、思いっきり、バシャーン!
ビしゃーん。やっぱり、熱くて...すぐに飛び出す。。。
逃げちゃダメだ! 逃げちゃダメだ!
森の元気、清流の元気、滝の元気、全て集めた元気玉で、ファイナル・ザッバーン!!!
元気玉に包まれた私は、ついに...肩まで浸かれた...とさ。(一瞬だけ)
こうして私は、大湯を制覇した者に送られる、全身真っ赤勲章を得たのであった。
後で、知ったことだが、鬼が斬られた腕をくっつけたという伝説があるらしいけど、絶対に「大湯」でくつけたでしょ...と思った。

<食事>

米がとにかく凄く美味しい☆
岩手県が誇る品種「ひとめぼれ」。
米は白く光り、凜と立っており、品のある粘り気、品のある甘さ。
まさに、一目惚れいたしやした。

<鬼剣舞かがり火公演>

泊った日が幸運にも、コロナ禍で休演していた鬼剣舞かがり火公演が再開される初日で、
国の無形民俗文化財に指定されている『岩崎鬼剣舞』を観ることができた。
夏油温泉には、片腕を斬り落とされた鬼が、その腕を温泉に入ってつないだという伝説が残されていることからも、鬼との関係が深い温泉地なのかもしれない。
http://www.bunka.pref.iwate.jp/archive/ent15
満月の夜、かがり火の中、笛太鼓のもとの剣舞!
良い温泉と素材が美味しい夕食で癒やされた体に、さらにエネルギーを与えてくれた☆

<登山>

少なくとも4つのコースがある。
牛形山・・・片道3時間
駒形山・・・片道3時間
経塚山・・・片道4.5時間
焼石山・・・7.5時間
登山好きの人も4日間、満喫できる。

<最後に>

7つの素晴らしい温泉、美味しいご飯、静かな自然をまた味わうためなら、長時間ドライブ、そして私の嫌いな、登山口のアプローチでよくある細く狭い道路ドライブをもいとわない。
夏油温泉、是非また訪れたい☆

記:ryuji

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