ヒューストン日記(お仕事編)
山の会の皆様、ご無沙汰しております、akです。
ヒューストンに来てから4ヶ月弱になりました。
普段は暖かいヒューストンですが先週末はマイナスの気温になり、それに備えてお店が閉店してしまう(大袈裟すぎ!)騒ぎでした。
私はといえば、夫以外の人と会わない/話さない生活にストレスを感じてきたこともあり、毎日のように求人情報を見ては応募していましたが、日本で取った資格も学位もこちらでは全く通用しません。日本の資格がアメリカで通用しない、というよりもテキサス州以外で取った資格は全て通用しないのです。なので私は『学歴も仕事経験もない、英語も十分に話せない人』であるのが事実で、20件以上応募しましたが不採用の返信すらもらえないことがほとんどでした。
そんな中、アメリカは会社ではなく個人で源泉徴収の手続きをするため、その間だけ人手が必要になる会計事務所で採用していただき、3週間前からパートタイムで働き始めました。ヒューストンはメキシコ系やベトナム系の移民が多いため同僚たちはつたない英語に慣れていて、時折聞き返されつつもなんとか仕事ができているのですが、顧客側もマルチナショナルなため様々なアクセントで話すので、電話番号や名前を聞いても1回で聞き取ることがほとんどできません。あまりに何度も聞き返すので「英語がわからないなら電話を取る仕事をするな」と言われたこともあり、いまだに電話が鳴るとびくっとしています。
幸いなことに、以前応募した日本企業から採用の連絡をいただき、来週からはフルタイムで働けることになりました。日本と全く関係のない会計事務所で採用していただき働くことができたのは良い経験になりましたが、やはり日本企業のほうが安心感が強いです。とはいえ、今後の会社も社員の9割はアメリカ人なので、カルチャーショックはこれからも続きそうです。
コロナが収まらないため、帰国の予定も立てられないでおりますが、帰国の際には山にご一緒できたら嬉しいです!また、山のないテキサスですが、ご興味のある方はぜひお立ち寄りください。
記:ak