赤岳~横岳~硫黄岳 初冬の八ヶ岳登ってきました
寒い、寒い、八ヶ岳の冬は寒い。
2年前の12月末 赤岳へ雪道を歩いたことを思い出した。
あの時はヘルニアで何度も足がすべって転んだっけ。
横岳と硫黄岳はじめていく周回コース
私は、めまいで2度ふらついた、
体が重い、頭痛が激しい、吐き気がおさまらない、そしてうずくまった。。。
これが、高山病というものなのだ。
初めての経験だった、新鮮なおどろきに、やってくれるな八ヶ岳め。
山は、弱い人間に味方をしない。
山は、強い人間の味方
久しぶりの2500m超え。重たい体を前に進ませながら、
登りながら「しんどいなぁ」と感じ、
登りながら「かったるいなあ」と感じ、
登りながら「歳を取ったなぁ」と感じ、
感じるマイナスの気持ちに負けてたまるか。と楽しかった。
新人の松さんは無口だ。溢れる笑顔から、山行の楽しさを感じ取れた。それが嬉しかった。
年配のお殿様が、脚が・・・といいながら、がんばっていた。その時折りゆがんだ顔が、生きてる実感をくれた。
リーダーの軽快な歩みを追いかけながら、この人は何人連れて歩いてきたんだろう。
来たかった横岳、硫黄岳、イメージしていたのとちょっと違った。
「ちっぽけだ。」
こんなに壮大な山もちっぽけだ。
人の一生はもっとちっぽけだ。
記:YACO